スクールブログ

同じ肩こりでも施術が違う理由を解説する吉祥寺セラピストスクールの施術・見立てイメージ

同じ肩こりでも施術が違う理由|セラピストに必要な「見立てる力」とは?

「肩がつらいです」

セラピストとしてお客様と向き合っていると、とてもよく聞くお悩みの一つではないでしょうか。

では、「肩こり」と聞いたとき、あなたならどこを施術しますか?

肩がつらいのだから、肩をほぐす。

もちろん、それが必要な場合もあります。

しかし実際のお客様の身体を見ていくと、同じ「肩こり」というお悩みでも、身体の状態は一人ひとり違います。

だからこそ、吉祥寺セラピストスクールでは、

「肩こりにはこの手技」

というように症状と手技をそのまま結びつけて覚えるだけではなく、

「なぜ、この方は肩がつらくなっているのだろう?」

と考えることを大切にしています。


同じ「肩こり」でも身体は同じではありません

例えば、2人のお客様が来店され、どちらも

「肩がつらい」

とおっしゃったとします。

一人目の方は、長時間のデスクワークが多く、身体を見ると肩が前に入り、肩甲骨周辺が動かしにくくなっている。

もう一人の方は、一見すると姿勢に大きな違いはないけれど、腕を動かしてもらうと動かしにくさがあり、呼吸も浅くなっている。

この2人に、まったく同じ施術をすればよいのでしょうか?

お客様が使う「肩こり」という言葉は同じでも、その背景にある身体の状態まで同じとは限りません。

だからセラピストには、

不調の名前だけではなく、目の前にいる人の身体を見ること

が求められます。


「肩がつらい=肩」だけではない

セラピストを学び始めた頃は、

「肩こりには何をすればいいですか?」

「腰痛にはどの手技ですか?」

と、正解となる手技を探したくなることがあります。

もちろん、技術を学ぶことは大切です。

しかし、お客様の身体は教科書通りではありません。

肩のつらさを訴えている場合でも、

・姿勢はどうなっているのか
・肩甲骨は動いているのか
・腕はスムーズに動かせるのか
・左右差はあるのか
・呼吸すると胸郭はどのように動くのか

など、見るポイントはたくさんあります。

だからこそ必要になるのが、

「見る・触れる・考える」

という力です。


STEP1 見る

施術は、お客様の身体に触れてから始まるものだと思われがちです。

しかし私たちは、

身体を見るところから施術は始まっている

と考えています。

例えば写真のように、カルテを記入してくださっている時の身体の使い方にもヒントがあります。

その他、

立ったときの姿勢。

肩の高さ。

頭の位置。

肩甲骨の位置。

身体の左右差。

腕を上げたときの動き。

一つひとつを丁寧に観察していきます。

ここで大切なのは、

「姿勢が悪いからダメ」

と判断することではありません。

今、目の前にいる方の身体に

「何が起きているのだろう?」

と興味を持って見ることです。


STEP2 触れる

次に、実際に身体に触れて確認します。

見ただけでは分からなかった硬さや動き、左右差などが、触れることで分かることがあります。

反対に、

「見た印象ではここだと思ったけれど、触れてみたら違った」

ということもあります。

だからこそ、

見ることと触れることを別々にしない。

観察した情報と、触れて得た情報をつなげていくことが大切です。


STEP3 考える

そして、吉祥寺セラピストスクールが特に大切にしているのが、

「考える」ことです。

「ここが硬い」

で終わらせません。

なぜ、ここが硬いのだろう?

なぜ、右側と左側で違うのだろう?

なぜ、この動きをすると動きにくいのだろう?

では、どこから施術するとよいだろう?

こうして、

見る
↓
触れる
↓
考える(お客様の肌の下に隠れている不調の原因や、肩だけでなく全身のつながりをイメージする)
↓
施術する

という流れをつくっていきます。

これが、私たちが大切にしている

「見立てる力」

の土台です。


手技をたくさん知っている=対応できる、ではない

セラピストとして勉強していると、

「もっと手技を覚えなければ」

と思うことがあります。

新しい技術を学ぶことは、もちろん素晴らしいことです。

しかし、手技の数を増やすだけでは解決できないこともあります。

例えば10種類の手技を知っていても、

「今、目の前にいるお客様にはどれが必要なのか」

を選べなければ、せっかくの技術を十分に活かすことができません。

反対に、

身体を見る力があり、

触れて状態を確認でき、

「なぜ?」と考えられるようになると、

自分が持っている技術をどのように使えばよいのかが少しずつ見えてきます。

大切なのは、

技術の数だけではなく、技術を選ぶための基準を持つこと。

それがセラピストとしての自信にもつながっていきます。


「次は何の手技?」から卒業する

施術中、

「次は何をすればいいんだろう?」

と不安になった経験はありませんか?

これは、技術が足りないからとは限りません。

「なぜ、その施術をするのか」

という判断の基準がまだ身についていないだけかもしれません。

手順だけを覚えていると、想定していた身体と違った瞬間に迷ってしまいます。

しかし、

「この方の身体には今、何が必要だろう?」

と考える習慣が身についてくると、施術の組み立て方が変わってきます。

そのためには、

解剖学や身体の仕組みを学ぶこと。

実際の身体を見ること。

触れること。

そして、

自分で考えること。

その積み重ねが必要です。


吉祥寺セラピストスクールが大切にしていること

吉祥寺セラピストスクールでは、

手順を覚えるだけの授業ではなく、

見る。

触れる。

考える。

という学びを大切にしています。

講師の施術を見て終わりではありません。

受講生自身が身体を観察し、

実際に触れ、

「なぜここを見るのか」

「なぜここに触れるのか」

「この身体には何が必要なのか」

を考えながら技術を身につけていきます。

最初から正解が分からなくても大丈夫です。

大切なのは、

「なぜ?」と考える習慣を身につけること。

その積み重ねが、目の前のお客様に合わせて施術を組み立てられるセラピストへの一歩になると考えています。


同じ肩こりでも施術が違う理由

「肩こりだから肩をほぐす」

ではなく、

「なぜ、この方の肩はつらいのだろう?」

と考えてみる。

すると、

今まで「肩」だけを見ていた視点が、少しずつ身体全体へ広がっていきます。

同じ「肩こり」という言葉でも、

目の前にいる身体は一人ひとり違います。

だから施術も、

全員同じである必要はありません。

見る。

触れる。

考える。

そして、その方に必要な施術を選ぶ。

吉祥寺セラピストスクールでは、

技術を覚えるその先にある、

「見立てる力」

を育てることを大切にしています。

未経験からセラピストを目指したい方。

スクールで技術を学んだけれど、実際のお客様を前にすると自信が持てない方。

もっと身体を理解して施術できるようになりたい方。

体験講座・1DAY講座・各コースについては、LINE公式からお気軽にお問い合わせください。

友だち追加

技術の先にある、「見立てる力」を。

吉祥寺セラピストスクール

関連記事

  1. セラピストが技術に自信を持てない理由と見立てる力を学ぶ吉祥寺セラピストスクール
PAGE TOP